夢塾~起業家育成経営塾はどんな内容だったのか?~

○起業家育成経営塾 夢塾が開催されました

先日は11月17日に 起業家育成経営塾 夢塾がセミナー会場としても使えるレンタルスペース、オムニバで開催されました。
ほぼ満席のなか、非常に熱気に包まれたセミナーでした。まさに塾と呼ぶにふさわしい真剣な学びの場です!
気になるその内容はどのようなものだったのでしょうか?

○起業するに当たり考えておかなければならないこと

長い昭和の時代が終わり、そのつぎの一時代である平成も終わりに近づきつつある今日において、少子高齢化が進んだ成熟国家の日本では、色々なひずみが出来始めています。今の若者はもとより、もっと上の世代であっても、世の中を生き抜いていくための力がなければ、先進国の国民としての平均的な水準を満たす生活を送ることは難しくなっています。「もはや戦後ではない。」という言葉がありましたが、「もはや一億総中流の時代ではない。」のです。
そんな中、余剰労働のことを考える必要もなく一生懸命働くことが安定をもたらしていた従来の日本社会、日本人の働き方とは異なりこれからは独自の知恵やアイディアを持って生き抜いていくことこそ必要な時代になりつつあります。そんな時代においてどのようにして行けばいいのかということは多くの方の疑問や悩みの種でありましょう。その前にまず歴史を学ぶというところから、約40年前の日本の実情などをジョークを交えながら楽しく話しをしていただきました。年配の聴講生の中にはうなずきながら聞かれている方も多く、若い方だとどちらかというと歴史の世界という感じで聞き入っていました。バブル景気が終わり 真の競争社会、格差社会に突入した時に基本的な経済原理や経営原理を知っておくことは非常に重要なことです。これらのエッセンスを学ぶことは、どれほど重要なのかということを先生の今までのキャリアを元に時におかしく、時に熱くお話しいただきました。

○起業するには何が必要か?

本題に入る頃においては、まず起業を語るものとしての素質というのはどういったものが必要なのか、ということを要点を押さえながらご説明頂きました。やはり起業家になる素質素養がない人が、起業家になっても成功することは難しいですし、幸せになることはなお一層のことでしょう。そういう方は無理に起業家にならない方がいいのかもしれません。ただし起業家になる、実業家になると決めたからにはそういった素養を身につける準備を普段からしておき、いざ起業する時にはすでに素養が身についてなければならないということを教えていただきました。どれも基本的なことであるものの、やはり通常の人に比べると一層高いレベルでの素養が必要であるということを理解しました。特に教養や誠実さというのは、一朝一夕には身につかず、教科書で学ぶということも難しい内容です。教養というのは長い年月をかけて色々なメディアや人との交流経験、そして好奇心によってその人に備わっていくものです。なので教養があるというのはただお勉強ができるだけでは身につかないものであるあること、にもかかわらず起業家になるにはこの教養を持っているということが重要であるとの事でした。またそれにもまして重要なのは、誠実さということでした。誠実さというのは唯一、後から身につけることができないということをおっしゃっていました。つまり起業した段階ですでに身についてなければ、後からそれを会得することは極めて困難であるということでした。起業するということは一足飛びに成功する人も中にはいますが、地道な努力や苦難を乗り越えることの繰り返しによって築かれていくものです。こういったことを乗り越えられるだけの様々な武器を持って世の中に出ていかなければたちまち返り討ちにあって、廃業失敗という憂き目に遭ってしまうのではないでしょうか。

○セミナーのあとの懇親会も濃い時間

今回の夢宿の聴講生には年配の方からは若者まで多くの年齢層やキャリアの持ち主が集まって非常に多様性のある集まりとなりました。次回は、12月に第2回目として開催される予定ですのでご興味ある方は是非ご遠慮なく受講してみてください。
セミナー後の懇親会は引き続き、OMNIBAをご利用いただきました。セミナーが終わったあと、移動することなくそのまま懇親会を開催できるのは懇親会、パーティーの開催にも対応できるレンタルスペースオムニバならではだと思います。
皆様もぜひ、セミナー、勉強会のあとの懇親会、親睦会にご利用ください。お待ちしております。